漫画に描かれているLGBT(1) ~超ご長寿ギャグ漫画「パタリロ!」での描写~
- イチガヤアキラ
- 2015年12月7日
- 読了時間: 3分
こんにちは!なんだか真面目な記事が多いので、今回はちょっと趣味っぽい記事を投稿しちゃいたいと思います~
私アキラは、漫画が好きです!ただ、オタクと言えるほどディープにはまってるわけではなく、浅く広くなんでも読む感じです。(そういえばこの前にレイちゃんと「オタクと非オタクの違いは何なんだ?」っていう話をしたので今度記事にしてみますね!)
どれくらい浅く広くかというと、昭和の少女漫画(「ガラスの仮面」「ハイカラさんが通る」「お父さんは心配性」「ときめきトゥナイト」とか)も読むし、昭和末から平成一桁からの少年漫画・青年漫画も(「めぞん一刻」「シティハンター」「天才柳沢教授の生活」とか)も好きだしといった具合です。もちろん最近の漫画もちょくちょく読んでますよ!一応20代なんで笑
そんなざっくばらんに読んできた漫画の中で描かれているLGBTについて、お話していきたいなと思います。で、今回は「パタリロ!」です!
「パタリロ!」は1978年から現在も連載されいている漫画です。Wikipediaによると少女漫画界第2の長編漫画だそう!すごいですね!ストーリーはベースはギャグ漫画なのですが、シリアスな展開あり、感動的な話もあり、サスペンスやSF・オカルトチックな話もありと、非常に盛りだくさんです。とっても読みごたえのある作品で、私も大好きです(^^)
この「パタリロ!」には、男性同士の恋愛が描かれています。美少年キラーと呼ばれるバンコラン少佐やそのパートナーのマライヒが代表的です!また、主人公のパタリロ・ド・マリネール8世(マリネラ王国の国王、10歳)のお付きのタマネギ部隊(美少年・美青年ばっかり)も部隊内での恋愛が盛んです!まぁまぁエッチなシーンも多いこの漫画を、初めて図書館で見つけた小学生の時の私は、「こういうものが公共の場にあっていいのか。。」と衝撃をうけました笑
「パタリロ!」は私が初めてゲイというものを知ったきっかけとなる作品でした。テレビでオネエタレントを見て同性愛の存在はなんとなく知っていたのですが、女性らしい振る舞いをしていなくても男性が好きな男性がいるということをそれまで知らなかったのです!
作品の中では、ゲイの人たちが、同性愛者であることに戸惑うこともなくオープンしている姿が印象的です。作中のキャラクターは同性愛者の方が異性愛者よりも多いので、異性愛者のキャラクターの方がマイノリティー的な扱いを受けている場面さえもあります。
ギャグ漫画の中の同性愛ということで、LGBTについて比較的に明るく描写されている作品です。
昭和から続く少女漫画なので、でてくるキャラクターの絵柄は線の細めの目がキラキラしてる、そして、男の長髪率が異常に高い(笑)という特徴はありますが、誰もが楽しめる作品なのではないでしょうか?
よかったら一度手に取ってみてくださいね~!
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